ワイン・テイスティングを通して感じたのは、先入観なしに五感で
感じ取ること、そしてそれを表現することの奥の深さです。
福住 志帆さん
2008年 春の初級ワインセミナー(火曜夜)受講
2008年 中級セミナー受講
日頃から外食の際にはワインを飲む機会が多かったのですが、ワインリストを見ても全く意味が分からず、いつもお店の人に選んでもらっていました。
「自分で選べるようになりたい」、と思ったのが通い始めるきっかけでした。
毎回、講義の前半は1回ごとに決まったテーマにそってワインの基本的な
知識を学びます。これまで全く分からなかったブドウの品種や生産地、
ワイン造りの工程やラベルの読み方などが身につきました。
先生の説明が初心者にもとても分かりやすく、基礎の基礎から教わることができたのがよかったです。少人数のクラスで、質問などもしやすく、
なごやかな雰囲気で受講することができました。
後半はテイスティング。少人数だったため、ほぼ毎回コメントを発表する
のでドキドキしました。初めのうちは、香りを嗅いでもそれが何の香り
なのかが全く出てこなくて、恥ずかしくなったりもしました。でも、回数を
追うごとに少しずつですが分かるようになり、だんだん楽しくなってきました。
普段の生活の中でも、お茶や化粧品類など、ワイン以外にも、これは何の
香りかな、と気にするようになりました。
また、他のクラスメートの感じ方や
表現の仕方も、とても興味深かったです。
テイスティングを通してつくづく感じたのは、先入観なしに五感で感じ取ること、そしてそれを表現することの奥の深さです。もっともっと経験を重ねて、
感覚を磨きたいな、と思いました。
コースを終えた今、まだ自分でワインを選べるまでには至っていませんが、
ワインリストを見て少し意味が分かるようになりました。お店の人の言って
いることも分かるようになり、ワイン選びが前よりも数段楽しくなりました。
とは言え、まだまだ未熟で修行が必要なため、もっといろいろ学んで、
感じて、ワインのことを分かるようになりたいと思っています。