ご案内 |
≪北大路魯山人が惚れ込み、観賞と使用の両面を推奨!≫
四百年の時を経て蘇る器からあふれるパワーと美を享受する
稀代の料理人といわれた北大路魯山人が心底惚れ込み、観賞のみならず使用の両面でも推奨した
品が中国の古陶磁器「古染付(こそめつけ)」。およそ四百年の時を経て蘇る器からあふれる
パワーをもらうことで、内面から湧き出る美も享受するまたとない食事会を開催いたします。
今回、このような粋な計らいで「古染付」の貸出並びに選定をいただく人物が浦上満氏。
1979年より日本橋で主に中国、朝鮮半島、日本の古陶磁を扱う「浦上蒼穹堂」を営み、
斬新な展覧会で日本の古美術界に新風を吹き込んできた古美術界の第一人者です。
会場は、西麻布で2013年版ミシュラン一つ星を獲得したばかりの気鋭の会席料理店「いちの」。そして、ボルドー大学公認ワインテイスターであるサンク・センス代表 松浦尚子が世界のワイン4種を厳選し、器、料理、ワインのコラボレーションを心行くまで楽しみます。
普段少し遠い存在に感じられる一流の古美術品ですが、浦上氏から見どころや扱い方など
基礎知識を含めたわかりやすく楽しいお話をお聞きすることで、きっと身近に感じられることでしょう。
時を超えて現在によみがえる古染付の美しさ、パワーを実際に手で、
そして口で触れて感じ、そこに盛られた旬の料理を味わう、
魂が揺さぶられるひと時をどうぞごゆっくりとお過ごしください。
サンク・センス代表
ボルドー大学公認ワインテイスター
松浦 尚子
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古染付とは |
中国の明時代末期に、江西省景徳鎮の民間の窯で焼かれた粗製の染付磁器のこと。
「古染付」とは日本独自の呼称。
江戸時代初期に、薄手の古染付が日本にもたらされ、簡略で自由奔放な絵付けや独創的な
造形などが当時の茶人や文化人の心をとらえる。彼らはこの染付を茶の世界に取り込みたいと
願い、景徳鎮に注文を出して、厚手で風韻のある作風のものを作らせたと考えられている。
古染付は鑑賞のみならず、日本の染付磁器に大きな影響を与え、佐賀県の有田では、古染付を
手本にして伊万里焼が育った。
【浦上蒼穹堂・古染付ギャラリー】
写真:目の眼No.323(里文出版)より
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ゲストのご紹介 |
浦上 満氏(日本橋・浦上蒼穹堂店主)
幼少の頃より、コレクターであった父、浦上敏朗(山口県立萩美術館・浦上記念館 名誉館長)の影響で古美術に親しみ、大学卒業後、古美術界の老舗「繭山龍泉堂」での修行を経て、1979年4月、日本橋三丁目に浦上蒼穹堂を設立。
屋号の「蒼穹堂」は作家の故立原正秋氏の命名で、今でも直筆の扁額が店に掲げられている。中国、朝鮮半島、日本の古陶磁を主に取扱い、他に金属器、漆器そして浮世絵なども扱う。
数々の展覧会を企画開催し、また日本の美術商として初めて1997年から11年間ニューヨークで「インターナショナル・
アジア・アート・フェア」に出店。ベッティングコミッティー(鑑定委員)も務めた。
古美術界に新風を吹き込む日本の第一人者。自身も北斎漫画の世界NO.1コレクターである。
浦上蒼穹堂のホームページはこちら⇒ http://www.uragami.co.jp/
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概要とスケジュール |
浦上氏より「古染付」の成り立ちや見どころについてお話を伺いながら、会席料理を楽しみます。
それぞれに盛られたお皿の絵付は違うものが多く、鑑賞を「味わう」貴重な時間を過ごします。
ワインは松浦尚子より解説を行ない、ワインと料理の楽しみも一段と広がります。
※「古染付」は、お一人様につき、7寸(20〜21cm)の丸型、5寸(15cm)の丸型、小皿(10cm)、
そして酒杯の計4種を使う予定です
スケジュール |
レセプション |
当日実際に使用する古染付や、特別にご用意いただく鑑賞用の古染付を
ご覧いただきます |
開会 |
サンク・センス代表 松浦尚子より挨拶 |
お話 |
浦上蒼穹堂店主 浦上満氏より、古染付とその愉しみ方などのお話
一品目のお料理とシャンパンを召し上がりながら、お聞きいただきます |
お食事 |
引き続き、お料理とワインをご堪能ください
会の途中に、浦上氏よりお皿についてのご説明や鑑賞ポイントと、
松浦よりワインの解説を致します |
最後に |
料理長よりご挨拶 |
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日程 |
2013年6月20日(木) 18:30〜
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定員 |
12名 全てカウンター席となります
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会費(税込) |
38,000円 (料理、ワイン、レクチャー、税込み)
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料理とワイン |
<お料理>
「いちの」の料理長が腕をふるう旬と産地にこだわった最高の食材を用いて作る会席料理
(箸染め、先付、向付、椀盛り、
焼肴、蒸し物、進肴、強肴、食事、水菓子)
<ワイン>
サンク・センスがセレクトした、世界のワイン4種
(シャンパン1、白2、赤1)
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会場 |
西麻布 いちの
〒106-0031 東京都港区西麻布4-10-6
NTビル3F
TEL: 03-5468-7117
贅沢な空間と極上の料理、細やかなもてなしが揃った西麻布にある大人の日本料理店。広尾駅から徒歩10分ほどの、閑静な住宅街に店を構える。コンクリート打ち放しのスタイリッシュな外観は圧巻。店内に一歩入ると、美しい白木のカウンターに目が釘付けになる。料理には最高級の素材のみを使用し本物を追求。
大人が愉しく過ごせる極上の空間。2012年11月にミシュラン一つ星を獲得。
【12mもの特注カウンター】
木目が美しいカウンターには木曽ヒノキを使用。国産のヒノキは生産量が少なく、入手するのは
非常に困難を極めるが、「本物を使いたい」と国産にこだわり、日本国内を捜して歩いた。
職人の手による特注品で厚みがあり、存在感抜群。心地よい贅沢な空間を織りなしている。

【アクセス】
地下鉄日比谷線広尾駅 徒歩10分
地下鉄六本木駅 徒歩14分
googleの地図はこちら↓
http://goo.gl/maps/b6Qzi
(Aの位置です)
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古染付選定の様子 |
5月8日、日本橋「浦上蒼穹堂」にて、貴重な古染付のコレクションを拝見しつつ、
店主浦上満氏、「いちの」西山料理長と一緒に当日使用する古染付を選びました。
400年の時を超えたとは思えぬほど状態が良く、まさに圧巻!そこに浦上さんの
ご説明をいただけるという、なんとも言えず充実したひと時でした。
審美眼が備わっていない私でもその風格というか、本物が持つ迫力を感じ
一方で、うさぎや鹿などの愛らしい図柄には親しみを覚えました。
西山料理長の眼光も鋭く、これらのまたとない器に盛る料理に様々な思いを
馳せておられた様子。現代のお皿には模したようなものがあるそうで、その原点に
触れたことに料理長も感動していました。
当日がますます楽しみになりました。(サンク・センス 松浦尚子より)
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申込・お問い合わせ |
お電話またはメールにてお申し込みください。追って詳細を御連絡申し上げます。
<電話・FAXの場合> TEL/FAX : 03-3444-8055
※ 平日16時以降と土日祝は留守番電話にメッセージをお願いします。
<メールの場合>
下記内容をご記入の上、こちらまでお申し込み下さい。
あて先:seminar@cinq-sens.jp
■■■ お申し込みフォーム ■■■
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■イベント名: 6月20日(木) 美食同源の会
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■お名前:
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■ふりがな:
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■連絡先(電話・携帯):
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■e-mail:
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■参加人数: 名
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■当イベントをお知りになったきっかけ:
・ サンク・センスからのお知らせ
(HP・メールマガジン・ワインショップ・ブログ・facebook)
・ 知人の紹介 *ご紹介者( )
・ 検索エンジン *キーワード( )
・ メディア *媒体名 ( )
・ その他 ( )
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主催: CINQ SENS(サンク・センス) TEL:03-3444-8055
協力: 西麻布いちの、浦上蒼穹堂
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キャンセルポリシーと注意事項 |
会費は事前振込みをお願い申し上げます。一旦お申し込みをいただいた場合でも、キャンセルは、開催1週間前まで受付けます。ただし、返金に掛かる振込手数料などのご負担をお願いします。(それ以降のキャンセルは返金いたしませんのでご注意ください)ただし、会費のみの対象となり、クラブ入会金は規約第6条に基づき返金はいたしかねますので何卒ご了承ください。 |